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労働保険や社会保険の手続きは社労士に依頼すべきか?自分ですべきか?

労働保険や社会保険の手続きは、社労士に依頼?自分でやる?

小規模企業の経営者の皆様から、
「労働保険や社会保険の手続きは、社労士さん頼んだ方がいいですか?それとも自分でできるものですか?」というご相談を多くいただきます。

スタッフの入退社が発生し、普段は行わない手続きが必要となった段階で、多くの経営者が判断に迷われるのは当然のことです。

そこでこの記事では、社会保険労務士かつ生成AI活用アドバイザーとして多くの神戸市内の小規模企業をサポートする立場から、その判断基準と具体的な選択肢を詳しく解説します。

労働保険・社会保険手続きの基本理解

結論:スタッフを雇用する企業が必ず加入すべき法定の保険制度です。

労働保険は雇用保険と労災保険社会保険は健康保険と厚生年金保険を指し、スタッフの生活を支える重要な制度として法律で義務付けられています。

労災保険は、スタッフ1人に1円でも給与の支払いがあれば加入が必要です。

雇用保険は、1週間の所定労働時間が20時間以上で、31日以上雇用する見込みのあるスタッフの場合、加入が必要です。

社会保険は、正社員を基準として、1週間の所定労働時間と月の所定労働日数が3/4以上のスタッフの場合、加入が必要です。(社会保険加入対象者が50人未満の企業の場合)

神戸市内の小規模の企業では、創業時は経営者や配偶者が手続きを行っていたものの、スタッフ数の増加に伴い「手続きに時間を取られて本業に集中できない」「法改正についていけない」といった課題が増加しています。

特に飲食店や美容室、歯科医院などでは、スタッフの入退社が頻繁で手続きが煩雑になりがちです。

小規模企業では、手続きミスが経営に直接的な影響を与えるリスクがあります。

労働保険料の算定誤りで追徴金が発生したり、健康保険の手続き遅れでスタッフが医療機関で困ったりと、小さなミスが信頼関係や資金繰りに大きく響くためです。

社労士依頼vs自力対応の判断基準

以下の条件が揃っている場合は、自力での手続きも十分可能です。

  • スタッフの入退社が月1名以下: 手続き頻度が少なく、経営者が対応できる範囲
  • 事務担当者が1名以上在籍: 専任または兼任でも継続的に対応できる体制
  • 労務管理がシンプル: 正社員中心で、パート・アルバイトの労働条件が画一的

小規模企業ほど、従業員1人1人に配慮した労働条件になっていることが多いので、実は労務管理が複雑になりがちです。

経営者の本業集中と正確性確保の両立が必要になった時が依頼のタイミングです。

  • スタッフの入退社が月2名以上: 手続きが煩雑で経営者の負担が大きい
  • 労働条件が多様化: 正社員・パート・アルバイト・契約社員など雇用形態が複数
  • 法改正への対応が困難: 情報収集や新制度への対応に時間を割けない

社労士顧問料は月額2-5万円が相場ですが、経営者が労務関係の処理などにとられる時間を時給換算すると多くの場合で費用対効果が見合います

例えば、労務関係業務(手続き・情報収集・スタッフからの質問対応等)に月20時間を時給3000円で換算すると6万円。

さらに手続きミスのリスク軽減を考慮すれば、専門家への依頼が合理的な選択となります。

意外と見落としがちなのが、”考える時間”です。スタッフに関することで悩んでいる時間も立派な労務管理に費やす時間です。
そう考えると、意外と多くの時間を労務管理に費やしていないでしょうか?

社労士×生成AI活用アドバイザーによる実務アドバイス

前述ですが、小規模な企業では、一人の手続きミスが全体に影響する特徴があります。

特に社会保険の算定基礎届や労働保険の年度更新は年1回の重要手続きで、誤りがあると年間を通じて保険料が不正確になり、スタッフの給与にも影響します。

また、助成金申請の機会を逃すリスクも大きく、専門知識が重要です。

現在では、労務管理ソフトに生成AIが組み込まれ、手続きの効率化が格段に向上しています。

例えば、スタッフの入社情報を入力すると、AIが自動で必要な書類を判定し、記入すべき項目を案内する機能があります。

社労士と連携すれば、AIツールの選定から運用まで一貫したサポートを受けられます。

神戸市では「こうべ産業・就労支援財団」が労務管理セミナーを定期開催しており、基礎知識の習得に活用できます。

また、IT導入補助金を活用して労務管理システムを導入する企業が増加しており、専門家のサポートを受けながら申請すると採択率が向上します。

よくある質問・課題

社労士に依頼すると、どのような業務をしてもらえますか?

入退社手続き、保険料算定、労働保険年度更新、算定基礎届など定期的な手続きから、助成金申請、就業規則作成・改定、労務相談まで幅広くサポートします。

当事務所では、手続きだけではなく、経営者の方との毎月の面談をとおして、その時に必要な労務管理や採用に関するアドバイスや支援を行っています。

自力で手続きをする場合、どの程度の時間がかかりますか?

スタッフ1名の入社手続きで約1-2時間、退社手続きで約1-2時間かかります。年度更新や算定基礎届は年1回ですが、6-10人規模で各3-5時間程度必要です。

慣れていない場合は倍以上の時間がかかることも珍しくありません。

社労士の顧問料以外に追加費用は発生しますか?

基本的な手続きは顧問料に含まれますが、就業規則の大幅改定(5-15万円)、助成金申請(成功報酬15-20%)、労働紛争対応(別途相談料)などは追加費用となることがあります。

事前に料金体系を確認し、年間の総コストを把握することが重要です。

次のステップ・アクション

まず、労務関係業務(手続き・情報収集・スタッフからの質問対応・法改正チェック等)にかけている時間を1ヶ月間記録してみましょう。

これらの業務にどの程度の時間を使っているかを把握することが、判断の第一歩です。

同時に、神戸市や兵庫県、労働局などの労務管理セミナーに参加し、最新の法改正情報や他社の事例を収集することをお勧めします。

「労務関係業務に月20時間以上を費やしている」
「法改正の情報収集に不安がある」
「助成金を活用したいが申請方法が分からない」
「スタッフから労務に関する質問が増えている」

これらに一つでも該当する場合が、専門家への相談タイミングです。早期相談により、手続きミスの回避と経営効率の向上が期待できます。

神戸市内では、兵庫労働局年金事務所社会保険労務士会での無料相談会が定期的に開催されています。基本的な疑問解決に活用しましょう。

当事務所では、神戸市内の小規模企業の労務管理を専門とし、生成AI活用による効率化もサポートしています。

初回相談は無料ですので、まずは現状の課題をお聞かせください。労務手続きの負担軽減と事業成長の両立をサポートいたします。

ABOUT US
社会保険労務士×生成AI活用アドバイザー 小西朋安
小西 朋安社会保険労務士×生成AI活用アドバイザー
社労士歴19年で、元プログラマーの異色キャリア。 わかりやすい就業規則の作成・経営理念の策定・浸透支援など、職場のあり方づくりに長年取り組んでいる。 近年は、GPTsを活用した求人原稿作成ツールや業務支援AIを自ら開発し、飲食店、美容室、歯科医院などの生成AI活用を積極的に支援している。